「人混みに行くと、なぜかどっと疲れてしまう……」
「あの人と話した後は、体が重くなった気がする」
あなたは今、このような不思議な疲労感や違和感を抱えていませんか?
もしそうなら、それはあなたのエネルギーが敏感で、周囲の影響を受けすぎているサインかもしれません。
スピリチュアルな観点では、こうした場合に「バリアを張る」ことが有効だと考えられています。しかし、バリアといっても「心を閉ざす」こととは違います。
この記事では、スピリチュアルなエネルギーワークにおける「バリア」の本当の意味と、誰でも簡単にできる自分を守る方法について詳しく解説します。
不安な気持ちを安心感に変え、自分らしく過ごすためのヒントとして、ぜひ参考にしてくださいね。
1. 結論:スピリチュアルにおける「バリアを張る」とは?
まず結論からお伝えすると、スピリチュアルな世界における「バリアを張る」という行為は、「自分のオーラ(エネルギーフィールド)を保護し、不要なエネルギーの侵入を防ぐこと」を指します。
私たちは日常生活の中で、知らず知らずのうちに他人や場所の「気(エネルギー)」と交流しています。これを専門用語ではエネルギー交換と呼ぶこともあります。
心を閉ざすこととの違い
よく誤解されがちですが、バリアを張ることは「他人を拒絶する」「無視する」といった、心を閉ざす行為ではありません。
- 心を閉ざす:良いエネルギーも悪いエネルギーもすべて遮断し、孤立してしまうこと。
- バリアを張る:自分にとって有害なエネルギー(ネガティブな感情や念)だけをフィルタリングし、自分自身を保つこと。
つまり、バリアとは「自分軸」をしっかり持ち、他人に振り回されないための境界線(バウンダリー)を引く作業と言えるでしょう。
2. なぜバリアが必要?「エネルギーあたり」のサイン
では、どのような時にバリアを張るべきなのでしょうか?
一般的に、以下のような現象を感じた時は、エネルギー的な防御が必要なタイミングだと言われています。
こんな症状はありませんか?
- 人混みでの急激な消耗:満員電車やショッピングモールに行くと、頭痛やめまい、極度の疲労を感じる。
- 感情の同調:イライラしている人のそばにいるだけで、自分も理由なくイライラしたり悲しくなったりする。
- 特定の相手への苦手意識:「この人と会うと生気を吸い取られる気がする」と感じる(いわゆるエナジーバンパイアの影響)。
- 理由のない不調:病院に行くほどではないけれど、体がだるく、やる気が起きない。
これらは、HSP(Highly Sensitive Person)やエンパス(共感能力が高い人)と呼ばれる気質の方によく見られる傾向です。
無防備な状態でいると、スポンジのように周囲の重たい空気を吸収してしまう可能性があるため、意識的にバリアを張ることが推奨されています。
3. 【実践編】今すぐできる!スピリチュアル・バリアの張り方5選
ここでは、特別な道具を使わずに、イメージや簡単な動作で行えるバリアの張り方をご紹介します。
「自分に合いそうだな」と感じるものを試してみてください。
① 黄金の卵(オーラ)のイメージワーク
最もポピュラーで、強力な守護になると言われている方法です。
- リラックスして軽く目を閉じます。
- 自分の体全体が、大きく輝く「黄金の光」に包まれている様子を想像します。
- その光は卵のような形をしており、あなたの足元から頭上までをすっぽりと覆っています。
- 「私は守られている」「必要なものだけを通し、不要なものは跳ね返す」と心の中で唱えます。
この黄金の卵は、頑丈なシェルターのような役割を果たしてくれるイメージを持つことがポイントです。
② チャックを閉めるイメージ(ジッピング)
外出前や、苦手な人と会う直前に瞬時にできる方法です。
- おへその下(丹田)あたりに、目に見えない「チャック」があると想像します。
- そのチャックを、手を使って下から頭のてっぺんまで「ジジジッ」と引き上げる動作をします。
- 頭上でチャックをしっかりロックし、鍵をかけるイメージをします。
これにより、自分のエネルギー漏れを防ぎ、外部からの侵入をブロックする効果が期待できると言われています。
③ 鏡のバリア(ミラーシールド)
特に「誰かから攻撃的な言葉を言われている」「嫉妬されている気がする」という時におすすめの方法です。
- 自分の体の周りに、外側を向いた鏡(ミラー)がぐるりと張り巡らされている様子を想像します。
- 相手から飛んでくるネガティブな言葉や念が、その鏡に当たって相手の方へ跳ね返っていくイメージを持ちます。
「これは私の問題ではなく、相手の問題としてお返しします」という意思表示にもなります。
④ 塩やアロマを活用する
イメージするのが苦手な方は、物理的なアイテムの力を借りるのも一つの手です。
- 粗塩(あらじお):ティッシュや小さな袋に天然の粗塩を包み、お守りとして持ち歩く。
- アロマオイル:フランキンセンスやセージ、ローズマリーなど、浄化作用が高いとされる香りをハンカチに垂らして嗅ぐ。
⑤ グラウンディング(地に足をつける)
バリアを張る前に、まず自分を安定させることも重要です。
- 足の裏が地面にぴったりとくっついている感覚を意識します。
- 足の裏から太い根っこが伸びて、地球の中心へと繋がっていくイメージをします。
- 地球から力強いエネルギーを吸い上げ、体幹を強くする感覚を持ちます。
木が嵐でも倒れないように、グラウンディングができていると、他人の感情に流されにくくなります。
4. 状況別:バリアを張るべきタイミングと意味
シチュエーションによって、バリアの持つ意味合いや意識の向け方は少し異なります。
職場でのバリア
目的:プロフェッショナルとしての境界線
職場には、プレッシャー、競争心、不満など様々なエネルギーが渦巻いていることがあります。
ここでは「仕事の役割」と「個人の感情」を分けるためにバリアを張ります。「私は私の仕事に集中します」と意図することで、周囲のピリピリした空気に巻き込まれにくくなるでしょう。
人混みや満員電車
目的:無差別なエネルギー干渉の回避
不特定多数の人がいる場所では、様々な思念が飛び交っています。
ここでは「透明なカプセルの中に入って移動している」ようなイメージを持ち、自分のパーソナルスペースを確保することが大切です。ノイズキャンセリングイヤホンなどで物理的に音を遮断するのも、スピリチュアルなバリアを強化する助けになります。
寝る前のバリア
目的:一日の浄化と安眠
寝ている間は、無防備になりやすいと言われています。
ベッドに入る前に「今日付着した不要なエネルギーをすべて手放します」と宣言し、優しいピンクや白の光に包まれて眠るイメージを持つと、翌朝の目覚めがスッキリするかもしれません。
5. バリアを張る際の注意点と心構え
スピリチュアルなバリアは有効なツールですが、使い方や心構えを間違えると逆効果になることもあります。以下の点に注意しましょう。
「恐怖」をベースにしないこと
最も重要なポイントです。「怖いから守らなきゃ」「周りはみんな敵だ」という恐怖心や敵対心でバリアを張ると、かえってその恐怖心自体がネガティブな現実を引き寄せてしまうという説があります。
バリアを張る時は、「自分を大切にする」「愛を持って自分を守る」という温かい気持ちで行うのがコツです。
定期的な「浄化(クリアリング)」もセットで
バリアはずっと張りっぱなしにするものではなく、定期的なメンテナンスが必要です。
外から帰ってきたら、手洗い・うがいをするのと同じように、エネルギー的な汚れも落としましょう。
- 入浴(塩風呂):天然塩と日本酒を入れたお風呂に浸かる。
- 手を洗う:肘までしっかりと水で洗い流す。
- 深呼吸:窓を開けて新鮮な空気を取り込む。
6. まとめ:バリアは自分らしく生きるためのスキル
ここまで、スピリチュアルな観点から「バリアを張る」意味と方法について解説してきました。
【この記事のポイント】
- バリアとは、他人を拒絶することではなく、自分軸を守るためのフィルターである。
- 人混みでの疲れや、理由のない不調はエネルギーあたりのサインかもしれない。
- 「黄金の卵」や「ジッピング」などのイメージワークで簡単に対策できる。
- 恐怖心からではなく、自分を愛する気持ちでバリアを張ることが大切。
「バリアを張る」という行為は、決して怪しいことでも、特別な能力が必要なことでもありません。
それは、繊細で優しいあなたが、あなた自身の輝きを失わずに生きていくための「生活の知恵」のようなものです。
まずは今日、家を出る前に「私は光に守られている」と一度イメージしてみてください。
その小さな意識の変化が、あなたの一日をより穏やかで心地よいものに変えてくれるかもしれません。


